2026年10月3日(土) 10:00~12:00くらいまで野多目公民館2F講堂で、防災講演会が開催されました。近年ゲリラ豪雨など水害が国内各地で多発しているのを受けて、水害に対する理解を深める目的で日本気象予報士会 西部支部より、古賀さん、平河さんお二人の気象予報士さんをお迎えしてご講演いただきました。非常に興味深い内容でしたので校区の皆様と共有いたします。
【1】大雨のしくみ
~土砂・浸水・洪水の3種類の災害がどのように発生し、なぜ危険なのかを理解する~
◆土砂災害の特徴と危険性
土砂災害は「気づいたときには手遅れ」になる怖さがあり、全国で毎年1,000件以上発生している逃げる間もなく一瞬にして発生するのが特徴。
◆浸水害・洪水害の危険・・・野多目はこちらが発生する可能性あり
浸水害(内水氾濫)排水が追いつかず低地に水がたまる。アンダーパス・側溝・マンホール・地下室が特に危険。
洪水害(外水氾濫)堤防決壊で大量の水が押し寄せる。普段は安全でも、周囲より低ければ危険な場所になる。
過去九州地方では多くの記録的大雨の事例があるが、これらは「線状降水帯」という気象現象によって引き起こされている。
①積乱雲が次々と発生する。
②積乱雲が数時間にわたって同じ場所を通過・停滞する。
③長さ50~300㎞、幅20~50㎞くらいの線状に伸びる強い降水域が発生する。
◆線状降水帯発生のメカニズム
①暖湿気の流入
高度1km以下に暖かく湿った空気が流入し続ける(南方から来る台風など影響)
②上昇気流の発生
前線や地形の影響で空気が持ち上がり雲が発生(背振山地に暖気が当たる)
③積乱雲の発達
大気不安定の中で積乱雲が発生
④線状に並ぶ
上空の風で積乱雲が線状に並ぶ
◆大雨になりやすい気圧配置
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