2025年11月21日(金)13:30〜15:00 野多目公民館 2F講堂でいきいき健康教室「介護のやり方講座」が開催されました。当日は講師2名、あいのて5名、包括いきいきセンター1名、保健師のみなさまにもおいでいただき、合計約40名の皆様にご参加いただきました。
講師:高畠 拓也 さん(中村病院 作業療法士)
山本 有希 さん(中村病院 理学療法士) ありがとうございました!
【1】認知症の実例紹介
プロジェクターで実例を交えながら、認知症の症状などについて説明が行われました。
プロジェクターで実例を交えながら、認知症の症状などについて説明が行われました。
【2】介護の実践(車椅子体験、ベット・車椅子移動の介助体験)
車椅子に乗る側、介助する側に分かれ、両方の立場から安全に車椅子を使用する方法やベットから起こしたり、ベットから車椅子への移動の仕方やコツを体験をしながら学びました。
参加者から「車椅子から落ちないように安全ベルトをしてはどうか」という質問がありましたが、これに対して「確かに安全ではあるが、拘束につながるととらえられる点もあるので、通常ベルトは使用しない」という回答でした。また、介護者が体を近くに寄せて介助することは、相手への恐怖心や不安を与えることもあるため、てこの原理を利用して、お互いの信頼のもとで介助することを学びました。
【3】介護家族者の交流会
実践でもいろいろな質問が出ていたので、そのまま交流会も質問形式で進められました。
●認知症や介護、施設など様々な質問が出され、包括センター、介護士、ケアマネなど様々な立場からお答えいただきました。
●認知症や介護、施設など様々な質問が出され、包括センター、介護士、ケアマネなど様々な立場からお答えいただきました。
●全体を通して自分自身やつれあいが、介護する介護される立場になることは極めて現実的なことです。ブログの写真ではモザイクをかけていますので、表情ははっきりとはわかりませんが、参加された方の真剣な表情やここで何かを得ようとする意欲が感じられました。
●認知症や老化予防に脳トレも推奨されていますが、一番効果的なのは、人と関わりを持ち会話することだそうです。
野多目校区でも高齢化が進んでいます。今後「介護」ということがますます重要なキーワードになってくるのは避けられないと思われます。今回のような「実践講座」に参加して経験しておくことが重要なことです。何も経験せずにその場面に遭遇するとあわてることになりますので、皆様も積極的に参加され経験しておくことを強くお勧めします!!
健康推進委員会、社会福祉協議会では今後も校区の皆様へのサポートを継続していきます。
健康推進委員会
社会福祉協議会



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