2017/03/26

防災研修会が開催されました。

2017年3月17日(金)19:00~ 本年度第3回目の防災訓練(研修会)が開催されました。今回の研修会は、座学というスタイルではなく、防災組織に関する課題提起とお願いという内容でお話が進められました。
防災課題を説明される坂井会長
【1】坂井防災推進委員会会長からの説明
坂井会長より、校区防災の取り組みについて今までの流れが説明されました。懸念される警固断層の地震発生に対しての準備がまだまだ不十分なことと、防災に関する住民の意識がまだまだ高まっていないことへの懸念が出されました。
また、ご自身のご都合により防災担当を継続できなくなったことについての説明があり、各町内会長さんへの協力要請がなされました。
【2】出﨑自治協会長からの説明
坂井会長の説明を受けて、出﨑自治協会長から以下の内容についてのお話がありました。
説明される出﨑自治協会長
・これからも災害はいつ来るかわからないので、防災を常日頃から考えておかなければならない。
・警固断層が動けば南区役所は崩壊する。その様なケースを想定して、がんセンター跡地に第2の拠点を作ることを要請し続けている。
・新しい防災推進委員長は、町内会長を今回辞められる方、前にやった方、もちろん現役で町内会長をされている方にお願いしたい。
・公助は期待できないので、最終的にはみんなで助け合わなければならない。そのためには訓練・勉強をしてノウハウを持っておかなければならない。

・避難場所に指揮官となり、役所とのパイプ役になるような人材が必要。
・野多目校区災害対策部会規約、野多目校区自主防災計画があるが、ひな形をモディファイしたものなので、野多目現状にあっていない。今年1年間をかけて現実に合った内容となるように整備していきたい。
・現在自治協議会では緊急連絡網を作っているが、不意の防災訓練などの時には、なかなかうまく連絡が取れない。個人情報などの問題もあるが、LINEなどの様に情報の一斉配信の仕組みを作っていきたい。

【3】会場での意見
意見①
体育振興会や子ども会などは下部組織がしっかりしている部会は、その下部組織より次期会長選出することができます。防災・防犯・交通・人尊等の部会では下部組織がないため、会長一人にに負担がかかっています。
理想的には各町内会より防災・防犯委員を一名出してもらって委員会を作るようにしていく方が良いと考えます。

出﨑会長 → 
極力早い時期に各町内会から防災委員を選出し、その中から委員長を出していく組織に来年度はしていきたい。その組織が確立するまでに、つなぎでどなたかにご協力をお願いしたい。
防災の他にも交通安全など、下部組織のできていない部会があるので同じように検討していきたい。

意見②
町内会長さんで部会の会長をいくつも兼務されている方がおられますが、出来るだけ解消していった方が良いと思います。

永安副会長 →
 有事にみんなで助け合える校区にしていきたいと思いますのでご協力をお願い致します。まだまだ組織的には欠点がたくさんありますが、一歩ずつ進めて行きたいと考えます。

【4】最後に
・ 自治協議会といたしましては当日提議された課題を今後検討し、来年度(平成29年度)の活動に入れ込んで行きたいと考えます。

                         野多目校区自治協議会

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