2021/10/23

人権講演会開催されました!

人権講演会開催されました!
2021年10月23日(土)野多目公民館 2F講堂に2020年東京パラリンピック ゴールボール 銅メダリストの「浦田 理恵」さんをお迎えして人権講演会が開催されました。コロナ禍の緊急事態宣言が解除されていましたが、当日は感染対策実施しおよそ40名の皆様にご参加いただきました。
【1】オープニング
男女共同参画協議会 藤田会長の司会でスタート。講師のご紹介の後、人権尊重協議会 波多江会長が開会の挨拶をされました。


<講師のご紹介>
26歳の時にゴールボールに出会い競技をスタート。北京2008パラリンピックに初出場。ロンドン2012パラリンピックでは夏季・冬季併せて日本史上初となる団体競技での金メダルを獲得し、厚生労働大臣賞、福岡県民スポーツ栄誉賞など数々の賞を受賞されています。リオデジャネイロ2016パラリンピックでは主将を務め、東京2020パラリンピックでは日本選手団副主将として参加、選手宣誓を務められました。ゴールボール競技では銅メダルを獲得されています。

【2】公演の内容概略
①ゴールボール競技やパラリンピック参加について
・東京2020での熱戦の様子をVideoで紹介、競技で成果を上げるためには「思いやり」と「コミュニケーション」が必要と言われました。
・会場より2名の方にご参加いただき、実際の競技で使用されるブラインドマスクを装着し、鈴の入ったボール(重さ1,250gだそうです。)を手に持って、見えない感覚やボールの重さなどを体験させていただきました。見えない相手にどのようにしてボールを渡せばいいか、見えない人がどうすれば正確にボールを渡せるか、それには「思いやり」と「コミュニケーション」が必要であることを説明されました。

更に会場にロンドン2012パラリンピックの金メダル、東京2020パラリンピックの銅メダルをお持ちいただき、現物を見せていただきました!(重さは約500gだそうです)

②自身のこれまでと、ゴールボールに出会うまで
・視力を失った時の苦しみと、そこからどのようにして考え方を変えて現在に至ったのかをご自身の体験をもとにお話しいただきました。非常に心打たれるお話でした。
・目が見えないから何もできないではなく→目が見えないならどうしたらできるようになる と考えかたを変えた。

③成果を上げるための2つの大切なこと
その1:ミスなどが出た場合それを他人や環境のせいにせず、うまく行かなかった原因を自分自身に向ける。
その2:小さな積み上げ(努力)を大切にする。(日頃より積み重ねていれば大舞台で成果を出すことができる。)

③Q&A
会場より2名の方が質問され、浦田さんより回答いただきました。

【3】終わりのことば

人権尊重協議会 増田副会長より閉会を宣言いただき閉会しました。
最後に浦田さんがお持ちになった金メダル、銅メダルを掲載させていただきます。


人権尊重推進協議会
男女共同参画協議会



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