野多目は古くからの土地 -のためは遺跡の宝庫ー
この「野多目歴史散歩」では、私たちがまだ知らない郷土の過去を校区の皆様にご紹介し、私たちの「野多目」に対する理解を深めたいと考えています。調査・検討をしながらの掲載となりますので、ブログへの掲載は不定期となりますが、継続して皆様へお届けしたいと考えています。
【4】和田B遺跡(わだビーいせき)
がんセンターの北西側に位置し、現在はレークヒルズ野多目と戸建て住宅が密集している地域ですが、旧石器時代、縄文時代、弥生時代、古墳時代の各時代の遺跡から、食物貯蔵穴や動物を捕獲した落とし穴などが発見されました。この一帯は那珂川から少し離れた小高い丘陵地帯であり、洪水の危険もなく雑木の生い茂った森林で、狩りや木の実探しの格好の場所だったのではないかと思われます。住居に適しており、長い年月にわたって集落が形成されてきたと考えられています。
レークヒルズ建設前発掘エリア(右下レークサイド野多目) |
発掘の様子です。 |
人の足跡が残っていました。 |
獣の足跡も残っていました。 |
・福岡市埋蔵文化財調査報告書第572集 和田B遺跡Ⅱ 1998福岡市教育委員会
野多目校区自治協議会
レークヒルズ町内会
和田2丁目町内会
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